2009年 09月 20日
北海道2009 その3~知床へ向かうのだ
雨が降ったり止んだりの繰り返しで
カッパを着続けた日でした。
朝4時前に起床。流石旅体質(笑
セイコマで仕入れた朝食をとり、出発の用意。
天気予報は変わらずの傘マーク。
稚内は晴れているものの、
この先どうなるかわからないため合羽を着てバイクのところへ。
5時20分、出発。
宗谷岬を目指す。
最北端の地。
途中、振りむくと利尻富士がきれいに見えた。
わぁ、ほんと富士だなぁ。
違うポイントから。
宗谷岬には6時頃到着。
誰もいないかと思えば、バイクが2台。同類だ(笑
一応この最北端の碑はバイクや自転車をそばまで近づけて
写真を撮れるようになっている。
でもね、荷物満載のスプリントはちょっと、
あの下り坂とか上り坂とか嫌。取り回し、朝から汗だく?ううーん。
近くには行かず考えながら写真を撮って。
結局やめた。根性ないです。はぁー。
いつか荷物満載じゃないコで来たら撮りたいな(いつだよ
(今更のようにリアの荷物おろしてそばまで行けばよかったんじゃね?とか思う)
晴れているうちに少しでも進みたかったりもしたんだけど。(言い訳
宗谷岬ウインドファームでは晴れていました。
オホーツク海沿いに走っていくと
砂浜にやたら釣り竿が生えている。
すごい数。
みたことない並び方。
竿竿竿竿竿。
矢印がついているところ全部竿。
一人で何本もってんだよwww
まだここらは晴れています。
風烈風(ふれっぷ?)を過ぎた時から
ばらばらと雨が。
弱くなったり強くなったりでやむ気配なし。
対向車がはねとばす凄い勢いの水しぶきを
正面からどばどば受けて走ります。
辛い。
滝の中を延々走っているような。
あんまりだ~。。・゚・(ノД`)・゚・。
北海道のバカー。
神威岬の周辺は晴れていました。
積丹の方にある神威岬は女人禁だったような?
ここはいいのかー?同じ名前ってなぁ…なんだかな。
海沿いから少し内陸に入れば牧草地。
そういえばこの日はよつば牧場を通りました。
ここで作ってるんだー。
わー。
サロマ湖に向かうにつれて雨、雨、雨。
そういえば宿を出てから一度もトイレ休憩ないです。
そろそろトイレ休憩でも。
ああ、道の駅がありません。
看板があったけど次の道の駅まで10キロ以上あります。
まぁ北海道なので10キロなんてすぐですけど。(信号ないし)
トイレトイレと思いながら結局10キロちょっと走りました。
マリン何とか岡島で雨の中、少し停車。
で、朝早すぎてお店も開いちゃいないので走りだします。
「岐阜」という地名があって爆笑しながら走ります。
サロマ湖は大雨で写真どころではなかったです。
でも確かに広いサロマ湖は見ました。
海みたい。
確か一部つながっているけどね。
対岸が見えないので海みたいです。
道の駅サロマ湖は眺めがいいかと思ったら森の中でちっとも見えません。
雨だし。
煙草臭いし。
この後も、網走にもくもくと向かいます。
網走も雨です。
道の駅でクリオネを見ました。
子供が「むこうのより大きい」と大声で騒いでいた。
むこうのってどこのだ。有料施設のか?
ザンギバーガーで昼食です。
網走まで来たら知床斜里はすぐなので、ようやく余裕を感じました。
まぁ、こんな雨まみれなので早々と宿に行って休もうと。
網走市内で給油したら出発です。
斜里が近くなり、雨が小ぶりになり、しまいにはやみました。
やんだけど路面はかわらず濡れているし
いつ降るかわからないのでカッパのまま。
農地に挟まれた一本道を走っていると
茶色の中に白いものが!
白!?
ツル!?鶴ですか!?
後続車も居ないし、思わずすごい勢いで停車。
カメラをのぞくとやはり鶴っぽいです。
遠いので望遠最大でもこれ限界。
これ以上近くに行こうと思ったら畑の中にやぶをかきわけ入らなくていはいけないので断念。
あーでも初めて北海道でタンチョウ鶴を生でみました。
わーい。
道の駅知床斜里でひといき、今日のホテルに向かいます。
宿の駐車場に入って、どこに止めようかぐるりと見回し、思案。
どっかのオッサンが「今日泊まるの?」と言ってきたため、
「はぁ、そうですけど」と答えると「ここにとめなよ」と
自分の車っぽいブツ(千葉ナンバーの黄色いスポーツカー)の横を指さします。
あんた誰?従業員じゃないよね?
勝手にとめなよとか言うなよ。
さり気にスルーして、視界の隅に駐輪場っぽいスペース(バイクが既に駐車中)をみつけたため、
そこへ移動しようととりまわしているとそのオッサンが近寄ってきて
「あんた反応ない人間やね」
と捨て台詞(?)を吐いてホテル内へ消えていった。
おまえに言われる
筋合いはないわ
( ゚д゚)、ペッ
ちょっとどころか相当カチンときた。
何ゆえ見ず知らずのおっさんに
そんなこと言われなくちゃいかんのだ。
チェックインのためフロントに行くとそのオッサンが
「海沿いのルートで根室の方へ行きたいけど、何時間かかるか教えろ」と
フロントのおねーさんに詰め寄っていた。
知床半島をさきっぽまで走って回れると思っていたらしく、
横断道路しかないことを聞いて文句を言っていた。
さらに教えてもらった道を「ながめはいいのか」等とさらに追及していた。
「何分こちらの地元出身ではないので分かりかねます」的な返答をしていたおねーさん。
可哀想に。
自分の希望ルートくらいある程度下調べしとけよオッサン。
部屋に荷物を運び入れると、
なぜか晴れ間が見えてきて部屋に入る日の光がものすごく明るくなってきた。
「えー?」と
外を見るとかなりの晴れ具合。
まじですか。
再度、走り出す気分にはなれず、歩いて知床斜里の浜辺を散策。
知床半島がきれいに見えます。
明日はここを走るぞ。
斜里岳もきれいです。
夕日も綺麗だった。
夜は近所の蕎麦。斜里のソバ粉10割だったけどいまいち。
海産物(ツブとか)は大きくてよかったです。
温泉きもちいー。(*´д`*)
稚内のお湯もすべすべだったけど、知床斜里もすべすべだ。
セイコマで朝食を仕入れて、寝ます。
by himenee
| 2009-09-20 00:12
| エンジョイ・バイク